結婚を真剣に考えられ始めたあなたは、当然将来についてバラ色の夢と希望をお持ちの事と思います。
然し現在は他人が縁談を持ってこられるのを、ひたすら待っているだけでは結婚は難しい時代となってまいりました。あなた自身が今こそ行動をおこされなければなりません。
現在は恋愛が自由な時代とは言っても、男女ともそう簡単に思うようなパートナーが探せるものではありません。勿論結婚となれば一生の付き合いですので、フイーリングはもとより学歴、職業、身長、趣味、家族構成等検討すべき条件があまりにも多く、条件の揃った人を、限られた範囲で探すことは至難の業です。
女性の場合、未だ若い25歳ぐらいまでは8割が恋愛による結婚願望ですが、恋愛のみでは男性と知り合う場と回数が限られるため、20歳代後半からは「見合も合理的でよい」と言う意見が10%、「見合も別に悪くはない」と言う意見が59%と、合計約7割の女性が見合い肯定派に変わってまいります。
ある大手損保のアンケートによりますと、女性が男性と知り合う場は「職場」が75%、「趣味・サークルの場」が20%と非常に狭い範囲のものとなっております。
その結果68%の女性が「付き合いたいと思う男性が周りに居ない」と答えています。これは男女にとって、とかく期待しがちな、もっとも身近な職場で知り合って結婚するコースは、なかなか難しいことを物語っております。
そのため最近では広い範囲の多数の中で、自分の希望・条件により近い人を探せる“見合結婚”が見直されつつあります。
一昔前は何処の町内にも、仲人を楽しみにしている世話好きなおばさんがニ、三人は居られて、年頃になればほっておいても次々と縁談を持って来られたものです。そして見合いをすれば仲人口であれよあれよと言う間に強引に縁談を纏められ、誰もそこそこの結婚が出来たものです。
最近はセチ辛い世相と、縁談が纏まりにくくなったため、そのような世話好きで強引なおばさんの姿を見ることも少なくなりました。あなたも縁談を何処の誰に頼んだらよいか、おそらく悩んでおられると思います。
男女とも「それでも30歳まではまあまあ縁談が来たのに、我儘を言っていたら最近は何処からも話が来なくなり、今になり困まりはて後悔しています」と当所に慌てて申し込まれる人が多くなりました。今も昔も結婚の第一条件は年齢であり、“若いこと”は大きなセールスポイントです。
戦後女性の高学歴・職場進出が進み経済的に安定した女性は、結婚に対して非常にシビアに臨むようになりました。すなわち結婚することのみが人生の選択肢ではなく、「気に入った人が現れれば結婚する」と言う考え方が一般的となってまいりました。
また戦前は結婚も大体“士農工商”の階層内で行われるのが一般的で、両家の親の承諾さえあれば、縁談は纏まったようなものでした。例えば農家の娘さんは農家に嫁ぐのが当然で、今のような深刻な農村の嫁不足などありませんでした。
戦後は女性の地位が非常に向上し、結婚についても親の束縛を離れて、どんな希望を持っても自由な時代となりました。
あなたの場合も親戚、友人・知人が放っておく筈はなく、今までにも縁談を持ってこられたことと思います。仲人のおばさんが少なくなった昨今まず身内が頼りです。
但し縁談もその人の周辺に限定されますので当然その数は少なく、半年に一つぐらいですぐ年をとってしまいます。
当然義理がらみで縁談は窮屈なもので、会ってから断ったりすると、長年の交際に傷がついたりしがちです。そのため折角縁談を持ってこられても消極的な対応になりがちで、あまりあれこれ言っていると、その内に身内からも見放されて縁談が来なくなるのです。



鳥取花回廊での公開結婚式
