「結婚情報産業の必要性」
読売新聞特集“あゝ結婚”より抜粋
昔は何処の町内にも、若い人を見たら結婚させたがる仲人好きのおじさん、おばさんが一人や二人は居たものだが、地域社会の繋がりも薄れた今、替わって縁結びに活躍するのは結婚相談所、コンピューターに年齢、職業、家族関係、身長、体重、趣味、条件等をインプットすれば何千人の中から条件にマッチする相手を選び出してくれる。
現代は男女交際も自由な筈なのに、なぜ若い人達はコンピューターの手を借りなければならないのだろうか?
背景として先ず挙げなければならないのは結婚適齢期の男女の数のアンバランス。結婚年齢は平均的に見ると男性のほうが女性より三歳ぐらい年上だが、結婚適齢期を男性23歳〜35歳、女性20歳〜32歳とすれば、未婚者数は男性524万人、女性477万人と47万人も“男性過剰”つまり、女性の“買い手市場”になっている。
次に女性の高学歴化、職場進出で経済的に自立した女性が増え、結婚を急がなくなったことがある。
あるアンケートによると20台から50代までの女性37%は「女性だからと言ってあえて結婚する必要はない」と考えており、特に25歳〜29歳の女性は50%にも上がる。
その結果結婚年齢は上がり、20歳代後半でもニ人に一人が独身である。
男性のほうは、「結婚しなくてもよい」「したくない」は僅か6%にも満たず、41%が「早く結婚した」と考えている。
特に26歳ぐらいを境にその気持ちが強まってくるが、丁度その年齢は仕事にも油が乗ってきて、一番忙しくなる時期、残業・出張などで相手の女性を探す暇もない。
女性も雇用均等法とは言いつつ男性社会の壁はあつく、いくら仕事に打ち込んでも先が見えてくる。
現在の気ままで豊かな生活を犠牲にしてまで急いで結婚したくないが、どうせするのなら、よりよい条件の相手を、とシビアに男性を選別する。
かくして男性は忙しいから、女性は、より広い選択肢からよりよい条件の相手を選ぶため、結婚相談所の門を叩くこととなる。
健康相談
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